現場指示役とされる夫婦を起訴 宇都宮地検 栃木強殺事件

2026/06/29 17:57 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 栃木県上三川(かみのかわ)町で親子3人が死傷した強盗殺人事件で、宇都宮地検は29日、現場指示役とされる横浜市港北区の無職、竹前海斗容疑者(28)と妻の美結容疑者(25)を強盗殺人や強盗殺人未遂などの罪で起訴した。認否は明らかにしていない。捜査関係者によると、2人とも捜査段階では否認していた。

 起訴状によると、2人は神奈川県の16歳の少年4人(強盗殺人などの非行内容で家裁送致)らと共謀して5月14日朝、女性(69)宅に侵入。女性をナイフで突き刺すなどして殺害し、寝室などで金品を物色中に、駆けつけた息子2人も殺害しようとバールで殴って重傷を負わせたとしている。

 捜査関係者によると、竹前被告は少年4人のうち面識のあった1人に他の少年を集めさせ、車や凶器を渡して実行させたとみられる。事件当時は、離れた場所で少年らと通話しながら指示を出していたとされる。

 竹前被告は、事件を主導したとして逮捕状が出ている益田和彦容疑者(48)から被害者宅を狙うよう指示を受けたとされる。益田容疑者は海外に逃亡したとみられ、警察庁が国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配している。【白川徹】

毎日新聞

社会

社会一覧>