小学生が気になるニュース 1位は物価上昇 「お菓子高くて…」
ベネッセコーポレーションは29日、2026年上半期で小学生が最も気になったニュースは「物価上昇」だったと発表した。同社が行った意識調査によると、小学生の約9割が「物の値段が高くなった」と回答。2位の「事件・事故」、3位の「ゲーム・アニメ」を上回った。
調査は4~14日、「進研ゼミ」会員の小学3~6年生7085人を対象にインターネット上で行った。
「『物の値段が高くなった』と感じることはありますか?」との質問に56・9%が「とてもそう思う」と回答。「まあそう思う」とした31・8%と合わせると、88・7%に上った。
自由回答では「友達とコンビニでお菓子を買うとき、高くて買えない」「おこづかいで買えるものが少なくなった」など、物価高が子どもたちの生活に影を落としている様子が垣間見えた。
さらに「お米がすごく高いので安くしてほしい」「ナフサ不足の影響でポテトチップスの袋が白黒になることが気になった」などの記述もあり、原材料価格の上昇などの社会の変化を身近な問題として捉えていることもうかがえた。
26年1~6月のニュースや出来事について尋ねたところ、気になったニュースの4位は「戦争・世界情勢」、5位は「地震・災害」、6位は「猛暑・気候変動」、7位が「生成AI・AI」だった。
ベネッセコーポレーションの水上宙士さんは「印象的だったのは、子どもたちが社会の出来事を決して遠い世界の話として捉えていないこと。かつては保護者が感じるものだった経済環境の変化も子どもたち自身が実感する時代になっている。情報に日常的に触れる環境で育つ今の子どもたちは、社会との接点を持ちながら成長している」と分析した。【木村敦彦】
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