リニア巡り静岡知事とJR東海社長が面会 地域振興文書、協議へ

2026/07/02 05:15 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 リニア中央新幹線静岡工区を巡り、静岡県の鈴木康友知事とJR東海の丹羽俊介社長が1日、県庁で面会した。県と同社で、地域振興に関する文書を取り交わすことが決まった。

 面会は冒頭のみ公開。鈴木知事はあいさつで「環境保全措置への住民の関心が高い。丁寧な説明はありがたい」と述べ、今後の事業でも「迅速かつ正確な情報提供と、(大井川)流域住民への丁寧な説明を続けてほしい」と要望した。

 面会で、同社は5、6月に実施した住民説明会の報告をした。地域振興で連携する趣旨の文書については、長野県などでの合意書も参考に詳細を今後協議する。他県では、リニア建設を契機とした交通利便性の向上や観光振興に取り組む内容が盛り込まれた。

 面会後に取材に応じた鈴木知事は「一定の(住民)理解が進んだ」と評価。7日に「法令上の手続きも確認し、最終的な判断をする」と改めて述べた。

 丹羽社長は「一日も早く静岡工区に着手したい。さまざまな機会を通し、地域の皆様に理解を深めていただけるよう真摯(しんし)に取り組む」と話した。【藤渕志保】

毎日新聞

社会

社会一覧>

写真ニュース