2年間の収入は「忍び込み」か 窃盗容疑などで62歳男性送検

2026/07/10 14:42 

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 窃盗を繰り返したとして、福岡県警は9日、福岡市東区和白3、無職、野村正容疑者(62)を窃盗と住居侵入の疑い3件で送検したと発表した。野村容疑者は住人の在宅中に侵入して金品を盗む「忍び込み」の熟練者として捜査員に知られており、約2年間、窃盗のみで安定した生計を立てていた。

 ◇終電乗って…内縁の妻に月30万円

 捜査3課によると、送検した事件を含めて確認した被害は2022年2月~26年1月までに、福岡、佐賀両県のJR鹿児島線沿線を中心とした92件。被害額は計約907万5000円相当に上った。

 野村容疑者は小型ペンライト1本のみを持って終電で犯行エリアに向かい、駅付近の無施錠の2階建て住宅を探して侵入。寝室は2階にあることが多く、物色してもばれにくい1階から現金や商品券を盗んでいた。音が鳴るのを嫌い、小銭や物は持ち出さなかった。

 24年6月の失業後、「忍び込み」を本格化させ、窃盗の収入から内縁の妻へ毎月約30万円を手渡していた。24年7月から東署管内などで同様の忍び込みが相次ぎ、手口から野村容疑者の関与が浮上した。野村容疑者は窃盗罪で公判中。【川畑岳志】

毎日新聞

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