言葉詰まらせ「裸に近い状態で…」 DMAT医師らが活動報告

2026/08/08 08:45 

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 熊本地震の被災地で災害派遣医療チーム(DMAT)として活動した福岡県の田川市立病院の医師らが7日、現地の活動内容などを市役所で浦野仁市長に報告した。

 派遣チームは、医師の高野弘之さん(40)と看護師3人、臨床検査技師1人の計5人。地震から2日後の7月30日午前、田川市を出発し、8月1日までの3日間、八代市の熊本労災病院を拠点に活動した。

 到着後すぐに、電気や水道が止まった氷川町の高齢者施設に入り、約50人の入所者の健康状態の把握や他の医療機関への搬送の優先順位を判断するトリアージなどに従事。熱中症の疑いで命に危険が及びかねない入所者の状態を案じながら、そのまま夜を徹して対応にあたった。

 看護師の七呂清隆さん(50)は「エアコンが止まり、施設の入所者は裸に近い状態で過ごしていた」と、過酷な状態にある被災者を思い出して言葉を詰まらせた。そして「自分たちは3日だけの活動だったが、熊本の病院の仲間は発災から休まず対応を続けている。一日も早い復興を願っている」と、現地の医療関係者を思いやった。【松本昌樹】

毎日新聞

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