2遺体の死因は 失血死と急性一酸化炭素中毒 岐阜ケーキ店火災

2026/09/06 20:17 

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 5日午後9時ごろ、岐阜県本巣市宗慶のケーキ店「さんらいず」から出火し、焼け跡から男女2人の遺体が見つかった。店主の女性(66)と男性2人も病院に搬送され、このうち男性1人の死亡が確認された。出火当時、建物内に計11人がおり、この中の女性(65)から「人が刺された。ガソリンがまかれ、火事になっている」と110番があったことなどから、県警は殺人や現住建造物等放火事件として捜査している。

 遺体で見つかった男性の死因は腹部を刺されたことによる失血死で、女性は急性一酸化炭素中毒だった。損傷が激しく県警は身元の特定を急いでいる。搬送後に死亡が確認されたのは岐阜県瑞穂市の会社役員、林寛至(ひろし)さん(70)で、店に隣接する駐車場にあった車の中で発見された。店主と瑞穂市の男性(65)は治療中という。

 火災は鉄骨2階建ての店舗兼住宅約300平方メートルが焼け、約3時間後に鎮火した。

 関係者によると、店主と10人は学生時代の知人らで不定期に集まって食事などをしていた。店主は店の2階で生活しており、5日は午後7時ごろに閉店した後、集合したとみられる。県警はここで何らかのトラブルがあり、集まっていたうちの1人が事件に関与しているとみて詳しい経緯を調べている。

 店主のおいは「トラブルは聞いたことがない」という。店の従業員は「8年ほど前から中学時代の同級生で集まっていたようだ。昨日の会合が始まる前、店主に『久しぶりですね』と声を掛けた際、『そうなんよ』とうれしそうに応えてくれた」と話した。

 店は開店から20年となる人気店で、樽見鉄道北方真桑駅から南西へ約1・3キロの田んぼや戸建て住宅が並ぶ郊外にある。【入江直樹、木谷郁佳、菊池真由、渋谷雅也】

毎日新聞

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