クマが活発になる秋に向け「緊急銃猟」対応訓練 群馬・中之条

2026/09/14 17:53 

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 クマの活動が活発になる秋に向けて、人身被害を未然に防ごうと群馬県中之条町で14日、自治体の判断で発砲を可能とする「緊急銃猟」の対応訓練が行われた。

 県が主催し、町や警察のほか、狩猟免許を持つ町民で組織する鳥獣被害対策実施隊員ら50人が参加。市街地にクマが出没したことを想定し、机上と実地で各機関の連携や手順などを確認した。

 町によると、今年度は町内で64件(7月末時点)のツキノワグマの目撃があり、前年度の2倍のペースとなっている。7月に温泉街に出没した際、初めて緊急銃猟の態勢を取った。しかし、防具や記録用カメラの準備不足、制度の理解不足などで現場が混乱。無線機の用意もなく、町と警察の連携もスムーズにできなかった。

 跳弾のリスクもあり結局発砲には至らず、大きな爆発音が出る花火などでクマを追い払った。今回の訓練は、その時の対応を振り返って改善につなげることも目指している。

 訓練を終えて同町の唐沢敏之・農林課長は、「訓練で気づいたことを町の対応マニュアルに反映し、住民が安全安心な暮らしを送れるようにしていきたい」と話した。【後藤由耶、写真も】

毎日新聞

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