学校の健康診断 胸を見せるために下着を脱ぐ? 脱がない?

2026/09/23 16:00 

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 学校の健康診断で下着を脱いで胸を医師に見せるケースがあります。現状をQ&A形式で分かりやすくまとめました。

 Q 学校の健康診断で、下着を脱いで胸を全部医師に見せる学校と、そうでない学校があるって聞いたよ。

 A 健康診断は、検査する項目が「学校保健安全法」という法律の施行規則で定められています。でも具体的なやり方は決められていないので、学校によって方法は違うんです。

 Q 普段は具合が悪くてお医者さんにかかっても、下着を脱いで胸を全部見せることってあまりないよね。健康診断ではなぜ脱ぐの?

 A 学校の健康診断には、背骨がねじれるように曲がっていないかを確認したり、聴診器で胸の音を聞いたりする項目があります。下着があると骨の位置が見えづらかったり、心音が聞きづらかったりするため、検診の精度を落とさないためには脱いだ方がいいとされています。

 Q 逆に脱がない学校はどんなやり方なのかな。

 A 文部科学省は「正確な検査・診察に支障のない範囲で、体操服や下着などを着衣、またはタオルなどで体を覆う」ことを原則としており、学校によっては服の下から聴診器を入れたり、そもそも下着の着用を認めたりしています。児童生徒の気持ちに配慮し、胸を全部あらわにしない工夫と正確性のバランスを取りながら実施しているようです。

 Q 下着を脱いで胸を見せる学校って多いのかな?

 A 実際にどのくらいあるのかは分かりません。ただ、6月に毎日新聞が健康診断の問題を報道した時には、下着を脱がなければならず困っているという声が複数寄せられました。特殊なケースではなさそうです。

 Q 今後もやり方は変わらないのかな?

 A 胸を見る際の配慮の仕方も含め、文科省は健康診断の在り方を議論しています。配慮と医療の正確性を両立し、みんなが安心できる健康診断になってほしいですね。【菅野蘭】

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