「我慢して良かった」相撲巧者退けた安青錦 大関で唯一気を吐く

2026/09/23 11:34 

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 ◇大相撲秋場所10日目(22日、東京・両国国技館)

 ◇○安青錦 寄り切り 美ノ海●

 先場所の覇者が、今場所好調な相撲巧者を退けた。安青錦が2敗の美ノ海を破り、「我慢して良かった」と淡々と振り返った。

 互いに左を取れば力が出るが、安青錦は右の上手が早かった。頭をつけて相手を起こすと、右投げで崩して左前まわしも取った。

 「体が勝手に動いたので。覚えていないが」と話したが、さらに下からあおりながら寄る流れるような攻め。これには今場所、琴桜と霧島の2大関を破っていた美ノ海もたまらず俵を割った。

 3回目の優勝を果たした7月の名古屋場所で痛めた左足は万全ではない。今場所は4日目から3連敗を喫し、序盤戦を「良くないというのが一番の印象」と自己評価していた。

 7日目から4連勝。ただ、復調の要因を問われても「まだ場所が終わっていない。しっかりやるだけ」。答えるよりも先に気を引き締める。

 この日、同じ大関の琴桜は4敗目、綱取りのはずだった霧島は5敗目を喫した。大関陣で優勝争いに踏みとどまっているのは安青錦だけだ。3月の春場所で負け越し、5月の夏場所で全休と、いずれも初土俵から初の試練を乗り越えて大関に返り咲いた22歳。土俵を引き締めている。【飯山太郎】

毎日新聞

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