中国大使館侵入の元陸上自衛官、脅迫の起訴内容否認 東京地裁

2026/10/01 10:08 

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 在日中国大使館(東京都港区)に刃物を持って侵入し職員を脅したとして、脅迫罪に問われた元陸上自衛隊3等陸尉の村田晃大被告(24)=懲戒免職=は1日、東京地裁の初公判で起訴内容を否認した。建造物侵入と銃刀法違反の罪は認めた。脅迫罪について被告は「弁護士に判断を委ねている」と述べ、弁護側は罪は成立しないと主張した。

 起訴状によると、被告は3月24日、侵入防止柵が付いた外壁を乗り越えて在日中国大使館の敷地に侵入し、刃渡り約18センチの包丁1本を所持。「日本国の愛国者が日本の神に代わってあなた方を誅殺(ちゅうさつ)するでしょう」などと大使館職員を脅迫したとされる。被告はその場で取り押さえられ、けが人はいなかった。東京地検は精神鑑定を実施し、刑事責任能力は認められるとして起訴した。

 事件当時、被告はえびの駐屯地(宮崎県)に配属されたばかりだった。前日に高速バスや新幹線で上京。インターネットカフェに宿泊して東京都内の量販店で包丁を購入したと警視庁に説明していた。

 在日中国大使館は7月に被告が起訴されたのを受け「中国の主権と尊厳を著しく侵害するもので、外交官と外交施設の安全に対する重大な脅威だ」などとするコメントを発表した。【菅健吾】

毎日新聞

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