第１０４回全国高校ラグビー大会（毎日新聞社など主催）は３０日、東大阪市花園ラグビー場で２回戦１６試合が行われる。春の全国選抜大会で優勝した大阪桐蔭（大阪第１）などシード１３校が登場する。

　評価の高いＡシード（３校）で、大阪桐蔭は長崎北陽台と、前回王者の桐蔭学園（神奈川）は流通経大柏（千葉）と対戦する。３４回目の出場で初めてＡシードに選ばれた石見智翠館（島根）は、尾道（広島）との中国地区対決に臨む。

　Ｂシード勢（１０校）では、歴代５位に並ぶ優勝６回の東海大大阪仰星（大阪第２）が松山聖陵（愛媛）を降した佐賀工を待ち受ける。中部大春日丘（愛知）は、優勝４回の伏見工から校名変更後、花園で初めての勝利を挙げた京都工学院と激突。目黒学院（東京第１）は、第１０２回大会準優勝の報徳学園（兵庫）と対戦する。

　ノーシード校では、１回戦で花園初勝利を挙げた２校が登場。山梨学院は歴代最多７２回出場の秋田工と、近大和歌山は倉敷（岡山）とそれぞれ顔を合わせる。【吉川雄飛】