松村亮太朗、熟練味あるプレーで10年ぶりV 毎日テニス選手権男子
第103回毎日テニス選手権は3日、東京・有明コロシアムで一般の部男子シングルスの決勝があり、第3シードの松村亮太朗(村田精工)が6―4、6―1で、第13シードの河野甲斐(リコー)を降し、10年ぶり2回目の優勝を遂げた。
河野甲斐のリターンがネットに掛かり、10年ぶりの優勝を決めた瞬間、松村亮太朗は雄たけびをあげた。「若かった10年前は自信があり、勝って当たり前ぐらいに思っていた。いろんな経験をして、苦難もあった中、再び優勝できて本当にうれしい」と息をついた。
福井市出身の松村と金沢市出身の河野。郷里が近いこともあり、練習も共にしてきた仲。一方、プレースタイルは、左利きで強烈なサーブを武器とする河野と、粘り強いラリーが売りの松村で対照的だ。第1セットは松村がブレークすれば、河野も取り返す競った展開だったが、182センチの長身から、前後左右に振る精度の高い松村のストロークを前に、次第に河野の体力が削られていった。
元ソニー副社長、盛田正明氏がジュニア選手を支援する「盛田ファンド」で中学時代から渡米した松村。錦織圭らを輩出したジュニア育成制度の対象となった有望株で、大学まで米国で鍛錬を積んだが、けがや体調不良もあり、大きなタイトルから遠ざかっていた。
今大会は納得のいく練習を積んで毎日テニス選手権の舞台に戻ってきた。勢いで勝負した10年前とはひと味違った、28歳ならではの熟練味のあるプレーで頂点に立ち、次なる目標を10月の全日本選手権に定めた。【藤野智成】
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