市船橋監督「彼らの力を発揮させてあげたかった」 夏の甲子園

2025/08/09 22:59 

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 全国高校野球選手権大会は第5日の9日、阪神甲子園球場で1回戦があり、市船橋(千葉)は5年連続出場の明豊(大分)に2―6で敗れ、初戦突破はならなかった。

 試合後の海上雄大(うながみ・ゆうた)監督の主な談話は次の通り。

 ◇市船橋・海上雄大監督

 (明豊先発・寺本悠真の)内角の制球が思っていた以上に良かった。途中から「そこを狙え」という切り替えの指示を出したが、うちの打者より一枚上だった。

 (三回に失策が絡んで)先取点を与えたのは仕方がないとして、次の1点をどちらが取るかというところで、相手に取られたのが大きかった。

 とにかくミスをしたら苦しいと思っていた。心配はたくさんあって、それをみんなでなんとかカバーしながらやっていたが、ポロポロと(ミスが)出たのが苦しくなった原因だと思う。

 (終盤はチャンスで流れるオリジナル曲「市船ソウル」が後押しした)本当に感慨深いというか、力強いなって。あの応援がなければここまで来ていなかったですし、この子たちも力を発揮できなかった。

 ただ、この甲子園という舞台で、このグラウンドで、もう一つ彼らの力を発揮させてあげたかったなというのが正直なところです。反省しています。

 (終盤は好機を作ったが押し切れず)うちとしては回すべき人間に回した。その人間がどう打席に立つかというところ。一本が出れば、流れは変わったと思うが、なかなか甲子園は厳しいところでした。

毎日新聞

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