山梨学院・菰田、同じ2年の相手エースに「優勝して」 夏の甲子園

2025/08/21 15:29 

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 全国高校野球選手権大会は第14日の21日、阪神甲子園球場で準決勝があり、山梨学院は4―5で沖縄尚学に敗れ、初の決勝進出はならなかった。

 先発登板した山梨学院の右腕・菰田陽生(はるき)投手(2年)は一回の暴投の際に右肘に違和感を感じ、この回限りで降板した。ただ、今大会は投打で活躍を印象づけた。

 菰田選手の試合後の主なコメントは次の通り。

 ◇「足りないところばかり」

 相手の応援もすごかったんですけど、自分たちのやってきたことがまだまだ足りなかった。4強で止まってしまったことが悔しいです。3年生ともう1試合やりたかったという思いがこみ上げてきました。

 (一回に)暴投した時に、右肘に少し違和感を感じました。自分から「痛みがある」と伝えて、(一塁に)代えていただきました。

 その後も、バッティングでもっと貢献できた場面があったと思います。

 (甲子園で)大きな経験をさせていただいて、新チームに生かしていきたい。ピッチングでもバッティングでも、課題がたくさん出たので、新チームで克服したい。

 課題ばかりで、足りないところばかり。(甲子園で)成長した部分もありますが、課題もたくさん出たので、まだまだです。(甲子園は)課題を出してもらった場所でもありますし、3年生と試合ができた良いところでもあるので、もう一度この舞台に戻ってきたいです。

 (来春のセンバツ、夏の甲子園と)もう2回、甲子園のチャンスがあるので、来年も絶対に戻ってきたいです。

 (沖縄尚学のエースの末吉良丞(りょうすけ)投手も同じ2年生で)同級生同士の戦いで、勝ちにこだわりたかったんですけど、結果はこうなってしまって……。(末吉投手も)同じ2年生でここまで戦ってきたので、次(の決勝)も勝って、優勝してほしいです。

毎日新聞

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