第５０回社会人野球日本選手権の近畿地区予選は２３日、京都市のわかさスタジアム京都で準決勝があり、ミキハウスが大阪ガスに４―０で勝利し、代表決定戦に進出した。

　元巨人の先発・桜井俊貴投手は７安打を許しながらも要所を締めて完封した。

　ミキハウス・桜井投手の試合後のコメントは次の通り。

　◇ミキハウス・桜井俊貴投手

　＜相手の大阪ガスは今夏の都市対抗で補強選手としてプレーしたチームだった＞

　特に（やりにくいことは）なかった。補強でいきながらも打者の傾向も見ていた。（２回戦で敗れた）ヤマハの試合を見返して、ヤマハの投手を参考にした。

　今日は（持っている力をすべて）出し切るというイメージでいた。無駄なフォアボールをなくして、ガンガン攻めていこうと。そこで打たれたらしょうがないという気持ちでいた。

　＜ピンチの場面ではスタンドから「としちゃん」コールが響いた＞

　聞こえていない……。集中しすぎて。次、どんな感じでいこうかなと、それしか考えていない。ちょっと申し訳ないんですけど……。

　＜あと１勝で日本選手権出場が決まる＞

　３連勝でいくとチームの目標として挙げている。全力で立ち向かう気持ちだけ。（中）３日あるので、調整していきたい。