ペイペイドームの外野フェンスに大きな“穴” 場内は一時騒然

2025/09/23 15:28 

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 ◇ソフトバンク―オリックス(23日・みずほペイ)

 ソフトバンクの本拠地、みずほペイペイドーム福岡のセンター後方フェンスに23日、穴が開いた。

 0―0で迎えた二回のソフトバンクの攻撃中、先頭の5番・栗原陵矢が中堅方向に大飛球を放った。オリックスの中堅手、広岡大志が、全速力で打球を追って落下点に入り、右足をフェンスにかけながら捕球を試みたが失敗。

 ボールが外野を転がる中、広岡の足がフェンスを突き破って大きな穴が開いた。栗原はその間に三塁に到達した。

 オリックスの選手や審判団が状況を確認し、即座にソフトバンクの球団関係者が現場に駆けつけて応急処置を施した。広岡にけがはなく、そのまま出場。試合は数分の中断後に再開された。

 ソフトバンクは優勝へのマジックナンバーを6としていて、満員に近い球場では現場付近をのぞき込む観客もおり、一時場内は騒然となった。ソフトバンクは結局この回、無得点だった。【林大樹】

毎日新聞

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