新庄監督、続投が裏目に 決勝3ラン許した日ハム CSファイナル

2025/10/16 22:51 

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 ◇○ソフトバンク3―0日本ハム●(16日・みずほペイ)

 育成ドラフト出身で支配下登録2年目の22歳、日本ハムの福島蓮が一世一代の好投を見せた。ポストシーズンで初めて先発し、八回途中2失点と試合を作った。

 2021年の選抜高校野球に、21世紀枠の青森・八戸西高のエースとして出場した経験を持つ右腕。立ち上がりは「状態が良くなかった」ものの、徐々に修正した。速球の出力が上がるとともに、変化球のコントロールも良化した。

 七回を終えて無失点。球数は110を超えていた中で、新庄剛志監督は「福島君が一番いいと思った」と続投を選択。これが裏目に出た。

 八回に初めて先頭の出塁を許した後、1死一、二塁とピンチを拡大。救援を仰いだが、相手の柳田悠岐に決勝3ランを許した。

 第1戦の達孝太に続いて、2試合連続で若い先発が好投しながら、打線が沈黙した。日本ハムが崖っぷちから脱するには、野手が奮起するしかない。【岸本悠】

毎日新聞

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