サヨナラ弾含む2発の横浜・川上「打った瞬間に…」 秋季高校野球

2025/10/18 18:28 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 高校野球の秋季関東大会は18日、山梨県の山日YBS球場などで開幕し、1回戦を行った。今春のセンバツ王者の横浜(神奈川1位)は高崎商大付(群馬2位)に5―4でサヨナラ勝ち。4―1から八回に追いつかれたが、九回2死から川上慧選手(1年)がこの日2本目となるソロ本塁打を右越えに放った。

 川上選手の試合後のコメントは次の通り。【高橋広之】

 ◇横浜・川上慧選手

 1本目はインコース寄りの真っすぐで、2本目はインハイの変化球だったと思います。打った瞬間に行ったなと思いました。(サヨナラ本塁打は)多分人生で初めてだと思います。

 <1年生で横浜の主力として活躍している>

 責任は持たないといけないと思うが、持ちすぎると自分は硬くなってしまう部分があり、もっとフレッシュさを出してやっていこうと思っています。

 <今夏の甲子園では2試合で先発出場した>

 けがをしてしまい、夏の神奈川大会はメンバーに入れなかったので、この秋に向けてずっとやってきました。ただ、その中で甲子園のメンバーに選んでもらい、そこで本当に素晴らしい、人生において一番の経験をしました。

 敗退した準々決勝の県岐阜商戦では三振してしまい、1打席で交代したので悔しさもあります。もう一回あの舞台に戻り、もっとヒットを打ち、優勝したいです。

 <秋に向けて取り入れたことは>

 バットが遅れて出る癖があり、トレーナーさんから「(ヘッドを)もっと上に立てたらいい」とアドバイスをもらってから長打が増えるようになりました。

 (前主将の)阿部(葉太)さんをはじめ、3年生はバッティングのうまい人が多かったので、その人たちを見てどんどん吸収してきました。

 この秋に懸けようと自分の中で覚悟を決めているので次戦も勝ちたいです。

 <20日の準々決勝は専大松戸(千葉1位)と対戦する>

 春の関東大会では負けていますが、新チームなので(過去は)関係なくやりたいです。

毎日新聞

スポーツ

スポーツ一覧>