渋野日向子、6戦ぶり予選通過も「悔しさが上回る」 女子ゴルフ

2025/10/18 18:49 

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 女子ゴルフの富士通レディースは18日、千葉市の東急セブンハンドレッドで第2日があり、前日首位の渋野日向子選手は2バーディー、4ボギー、1ダブルボギーで4オーバーの76で回った。

 通算2アンダーの21位タイに後退したが、日米ツアーを合わせて6戦ぶりに決勝ラウンドに進んだ。

 久々に最終日を迎える渋野選手は、喜びよりも自身が崩れた「悔しさの方が上回っている」と語った。

 ラウンド後の主なコメントは次の通り。【飯山太郎】

 <苦しいラウンドでしたが>

 超、悔しい一日だった。何か「いつも通りの自分だなあ」という日でした。

 (パットの)タッチも合っていなかったし、自分でも違和感のあるストロークばかりで修正できなかった。(満足いくパットを)打てた回数が片手もない感じで、なかなか厳しかったです。

 1番から(ボギースタート)の入りだったら、そこからガタガタ落としてもおかしくなかった。3番で(バーディーを)取り返し、そこから何とか耐え、1メートルちょいの(パット)を「何とか入れて」というのが続いていた。

 その中で(ダブルボギーの)12番のミスはすごくショックでした。その後はなかなか止められなかったです。

 <パッティングについては>

 どこかズレているから、今日の結果になっている。それがショットにも影響し、ボロボロになっていく。今年のゴルフを象徴しているような感じでした。

 パターはちょっと気持ち悪い感じで打ってしまっていたので、すごく流れは悪かったです。

 <12番のダブルボギーで気持ちに少し焦りが出ましたか>

 ダボってしまったところは、まだスッて切り替えようと思い、切り替えられた。その次(13番のボギー)が、ちょっと、結構ダメージが来ちゃった。なかなか切り替えできないのが今年の悪いところです。

 そういうところで、自分のチャンスを無駄にしてきてしまっている。「変えよう」「変えよう」と思ったが、それが余計なプレッシャーだったかなと思ったりします。今年はそれの繰り返しかなと。

 <今回は予選を通過し、明日は決勝ラウンドがあります>

 超、久々の最終日を迎えますが、こういう迎え方はしたくなかったです。やることたくさんだし、やるべきことたくさんだし、直すべきところたくさんだし、課題もたくさんなんで。いっぱい練習しないとなと思います。

 本当に昨日の(プレー)を台無しにしてしまう感じのゴルフをしてしまった分、今日は「前向きな気持ちで明日頑張ろう」というよりは、悔しさが上回ってしまう感じになってしまう。今は本当に「情けないな」と思うことばかりです。

毎日新聞

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