2大大会初登板NTT東・森が1回無失点 徳島商で注目 日本選手権

2025/11/08 14:36 

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 第50回社会人野球日本選手権大会は第8日の8日、京セラドーム大阪で2回戦があり、NTT東日本が今夏の都市対抗覇者の王子を6―1で破り、3大会ぶりに準々決勝に進出した。

 七回のマウンドには2番手で2年目の右腕・森煌誠(こうだい)投手が都市対抗も含めた2大大会で初登板。1回を無失点に抑える上々のデビューを飾った。

 徳島商高時代は3年夏の甲子園1回戦で愛工大名電高を相手に10奪三振、1失点で完投勝利を挙げて注目を浴びた。

 森投手の試合後の主なコメントは次の通り。

 ◇NTT東日本・森煌誠投手

 <1回を無安打で1奪三振>

 緊張したけれど、先輩方が声をかけてくれたので、気持ちよく上がれた。力が入ったけど、何とかゼロに抑えられたので、今日の投球は100点。最後は三振を狙っていてフォークが思った以上に落ちてくれた。

 <入社後に力を入れてきたことは>

 チームを勝たせるために与えられた役割を全うするのが仕事だと思う。自分の結果どうこうよりはチームの結果を優先していく中で、しっかり投げるっていうのが今の役目。そのためにはボールが良くないと打たれるので、球の質とか、投げる以外の細かい取り組みを徹底してやっている。

 <高校時代からOBである板東英二さんのように三振を奪える投球が大きな武器だった>

 1年前は全然、三振が取れなくて打たせて取る感じだった。それが2年目の夏くらいから真っすぐでも変化球でも三振が取れるようになってきた。ちょっとずつ球の質が良くなって、2ストライクまでの追い込み方も三振につながるいい組み立てができている。目標は狙って三振を奪える投手です。

毎日新聞

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