バスケ渡辺雄太「いい意味で誰が主将かわからぬチームに」 代表合宿

2025/11/19 23:57 

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 バスケットボール男子日本代表は2027年にカタールで開かれるワールドカップ(W杯)の出場をかけ、アジア1次予選の初戦(28日・ジーライオンアリーナ神戸)で台湾代表と対戦する。

 東京都内で合宿中の日本代表候補が19日、練習を公開した。

 28年のロサンゼルス・オリンピックも見据えるトム・ホーバス監督は「これから日本の旅。旅というよりミッションが始まる」と話した。次のプレーへの判断を素早くした速いテンポで試合を展開できるチームを目指す。

 今回の合宿は富樫勇樹や(千葉J)、富永啓生(北海道)など昨夏のパリ五輪や今年のアジア杯日本代表選手らを中心に、国内でプレーするBリーグ所属の選手たちが招集された。

 2025―26シーズン中で、試合日程も立て込む。ジョシュ・ホーキンソン(SR渋谷)は、Bリーグの試合日前日でもできる限り筋力トレーニングを行い、体重を落とさないよう調整しているという。「疲れが全くないとは言わないが、体調管理はうまくいっている」と笑顔を見せた。

 主将を務める渡辺雄太(千葉J)は「みんなで声を出し合い、いい意味で誰がキャプテンかわからない、そんなチームにしていきたい」と意気込みを語った。

 初招集で最年少の瀬川琉久(千葉J)は「最年少らしくハッスル、エナジー出して、しっかりアピールしていきたい」と話した。招集されている代表候補20人の中から、試合では12人が登録される。【和田大典】

毎日新聞

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