関学大守備陣の足止まらず QBに仕掛けた攻めのタックル アメフト

2025/11/30 20:15 

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 ◇全日本大学アメフト選手権準決勝(30日、大阪・ヤンマースタジアム長居)

 ◇○関西学院大52―7●関西大(関西学院大は2年ぶり58回目の毎日甲子園ボウル出場)

 今季の関西学院大のスローガンは「Fight Greed」だ。それは「貪欲に戦うこと」を意味する。その戦いぶりがディフェンスに色濃く表れた。

 序盤から関西大の1年生QB土居翔和にボールが渡ると、関学大の守備陣はすぐに重圧をかけた。

 第1クオーターで3―0の場面。相手陣45ヤード付近でボールを受けた土居に、DL山本桜汰が「スピードには自信がある。行ってやろう」と突っ込んだ。

 山本のタックルに対し、土居が体勢を崩しながら投げたパスをDB永井慎太郎がインターセプト。そのまま約50ヤードを独走してタッチダウン(TD)を奪った。山本も「めっちゃうれしい」と振り返るビッグプレーだった。

 その後も守備陣は攻めの姿勢を貫き、パスを出そうとするQBにタックルを仕掛けるQBサックは8回を数えた。

 7度のTDを奪うなど52得点の一方で、失点は第4クオーターの7点のみ。大村和輝監督は「今日はディフェンスがよく頑張った」とねぎらった。足を止めない守備こそ、今季の関学大DL陣が最も意識してきたこと。山本は「笛が鳴るまでタックルをし続ける」と胸を張った。

 昨年は最多記録を更新する7連覇を狙ったが、準決勝で法政大に延長タイブレークの末に敗れた。「攻撃的かつ挑戦者という気持ちを忘れずにやっている」と主将の前田涼太。王座奪還に燃えるチームは順調な仕上がりで最終決戦に臨む。【吉川雄飛】

毎日新聞

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