「待ち続けた」 V・ファーレン長崎、8年ぶりJ1昇格に地元歓喜

2025/11/30 10:09 

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 サッカーJ2のV・ファーレン長崎は29日、アウェーで徳島ヴォルティスと対戦、1―1で引き分け、8年ぶりのJ1昇格を決めた。先制を許す苦しい試合展開だったが、後半に追いつき、終盤の猛攻をしのいだ。J2初優勝は逃したが、自動昇格の2位を守った徳島での熱戦。県内各地であったパブリックビューイング(PV)で見守ったサポーターらも、歓喜に沸いた。

 長崎は前半41分、ゴール前の混戦からシュートで、先制を許した。だが、後半23分、MF翁長聖がゴールを決め、追いついた。その後も徳島は猛攻を見せたが、長崎のMF山口蛍や、GK後藤雅明らが好守でゴールを許さず、引き分けた。

 長崎市役所のPVは、用意した600席を超える、約1000人が集まった。

 長与町の自営業、金谷雅和さん(42)は、長女美佑さん(9)と観戦。「前回、J1に昇格した時、娘は1歳だった。昨年は(昇格を逃し)悔しい思いをしただけに、本当にうれしい。8年間、ずっと待ち続けていたJ1。来年は娘たちとピーススタジアムで応援するので、J1優勝に期待したい」と笑顔だった。

 長崎市の主婦、阪口富士子さん(70)は「J1に昇格できてほっとした。一期一会のサポーターとの出会いができるのも観戦の楽しみの一つ。今日はおいしいビールが飲めそう」。長崎市の北田恭奨(きょうすけ)さん(6)は「J1昇格してうれしかった。笠柳翼選手のようなサッカー選手になりたい」と目を輝かせた。【百田梨花】

 ◇V・ファーレン長崎を巡る主な動き

2005年 「V・ファーレン長崎」誕生。

      「有明SC」からチーム名改称で

2010年 クラブマスコット「ヴィヴィくん」誕生

2012年 JFL優勝。J2昇格

2017年 経営不振に陥り、ジャパネットホールディングスが完全子会社化

2017年 J2で2位になり、J1初昇格

2018年 J2降格

2024年 ピーススタジアム(長崎市)が完成

      J2で3位も、プレーオフで敗退

毎日新聞

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