ドラマ舞台の学校備品、譲ります 跳び箱や図書など 茨城で譲渡会

2025/11/30 09:15 

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 テレビドラマの舞台になった学校の備品、譲ります――。茨城県龍ケ崎市は12月6、7日、近く取り壊される旧城南中学校の「物品販売・譲渡会」を開く。6日は市民が対象、7日は業者を含めた市外の人も参加できる。市の担当者は「長年親しまれてきた校舎に入ることができる最後のチャンス。見納めのための散策もどうぞ」と広く来訪を呼びかけている。

 旧城南中は昭和の大合併後の1961年に龍ケ崎中から分離し、大宮中を統合し創立された。閉校までに1万2000人を超える生徒が学んだが、少子化などに伴う学校再編で2022年3月に61年の歴史に幕を下ろした。校舎などは今後解体され、27年秋に新たな複合商業施設として生まれ変わる予定だ。

 同校は数々のテレビドラマの舞台となってきた。近年はフジテレビ系の「366日」、日本テレビ系の「クラスメイトの女子、全員好きでした」「先生さようなら」などのロケ地となった。

 譲渡品は教室で使用された机やイス、跳び箱などの体育備品、デッサン用彫刻など美術室物品、フラスコなどの理科教材、図書など数千点にのぼる。

 グランドピアノ3台とアップライト1台の計4台(最低売却価格8000~35万円)は6日午後1時から競り売りされる。買い受け人が決まらない場合は翌7日に再び競り売りがある。

 両日午前9時~午後3時(最終入場は午後2時半)。譲渡上限は1人あたり物品5点、図書10点。原則当日に引き渡し、各自が持ち帰る。

 同校の卒業生でもある萩原勇市長は「多くの市民の青春の思い出が詰まった場所。懐かしい記憶を振り返る時間になれば」としている。詳しくは市管財課(0297・64・1111)。【鈴木美穂】

毎日新聞

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