<リンクサイド>坂本花織「最高の地で最高のパフォーマンスを」 日本勢がミラノ入り
ミラノ・コルティナ冬季オリンピック(2月6日開幕)に出場するフィギュアスケートの日本勢が29日朝(現地時間)、ミラノ・マルペンサ空港に到着した。選手は長旅の疲れを見せず、報道陣や出迎えた関係者に笑顔で対応した。
この日現地入りしたのは、ミラノ近郊のバレーゼでの事前合宿に参加する女子の坂本花織選手(シスメックス)、男子の鍵山優真選手(オリエンタルバイオ・中京大)と佐藤駿選手(エームサービス・明大)、アイスダンスで団体戦メンバーの「うたまさ」こと吉田唄菜選手、森田真沙也選手組(木下アカデミー)の5選手。
到着後、2022年北京冬季五輪で女子銅メダルの坂本選手、男子銀メダルの鍵山選手が報道陣の取材に応じた。2人の主な一問一答は次の通り。【ミラノ玉井滉大】
◇「あんまり、いつもと変わらないな」
<長時間のフライトを終えてミラノに到着しましたが、実感は>
鍵山 まだ何も感じていないです(笑い)。空港の雰囲気しか、まだ感じられていない……。まあでも、ところどころに、壁にオリンピックのキャラクターの広告があったりとか、ウエルカムって書いてあったりとかで。この報道陣の多さがオリンピックのすごさを表していると思うので。なんか、ようやくここで、少しはオリンピックの規模だなっていうふうにちょっと感じています。
坂本 機内でCA(キャビンアテンダント)さんが「頑張れ」というプレートを作ってくださって。なんか、それでやっとちょっと、上空でちょっとだけ実感が湧きました(笑い)。この場では、そうですね……。
鍵山 まあなんか、こう見慣れたというか……(笑い)。
坂本 そう。報道陣も見慣れたメンバーなので(笑い)。
鍵山 そうなんですよ(笑い)。
坂本 あんまりなんか、いつもと変わらないなみたいな。強いて言うなら、(着ているジャパンジャージーが)すごい目立つ服だなっていうぐらい(笑い)。
鍵山 日本でも、これを着ているだけでもかなり視線を。
坂本 視線を感じる(笑い)。
鍵山 お声がけもいただけるので。
<どんな声をかけられましたか>
鍵山 「頑張ってください」っていうことをすごく言われるので。やっぱりスーツケースとかリュックにも「チームジャパン」と書いてあるので。それだけでやっぱり、見ていただける方がたくさんいらっしゃるなと思います。
<いよいよ開幕しますが、ここからどんな調整をしていきますか>
鍵山 日本で練習してきたことと変わらずに、ここから調子を上げていく、少しずつ質の高い練習を積み上げていくのが大事になってくると思うので。残りの期間で、もう本当に自信を積み重ねていく作業をしていきたいです。
坂本 現地に来たということで、やっぱりもう最終の追い込みに入っていきたいなっていうのは感じているので。本当に優真くんと同じように、日本でやってきたことをここでやるだけかなって思います。
<今から事前合宿地のバレーゼに入りますが、ここからフルスロットルでいく感覚でしょうか>
鍵山 まずはイタリアの地の空気感だったり、雰囲気だったり。あとは、いきなり100%でやってしまうと、コンディションのこともあるので。少しずつ、自分のコンディションを確かめながら上げていけばいいんじゃないかなと思います。やっぱり、けがや体調を崩すことが一番怖かったりもするので。そこに最大限気をつけながら、自分たちのペースで仕上げていければいいのかなと思います。
坂本 個人戦までのことを考えると、かなりの長期戦になるので、本当に体調管理を第一に考えて。あとはやっぱり追い込みや、ちょっと落とすなりを、ペース配分をしっかり考えながら現地で練習できたらいいなと思っています。
<24年に一度、合宿で使っている場所だと思います。環境としては>
鍵山 本当に最大限のサポートをしてくださるので。自分たちも使えるものは全て活用して、本当に良い状態で練習できると思いますので。とにかく練習に最大限集中して頑張りたいと思います。
坂本 バレーゼの地での練習は、本当にリンクとホテルとがすごい近くて、本当に整った環境で調整ができるので。周りの方が整えてくださったおかげでこういう環境でできるので、そこに感謝して、あとは自分たちは思う存分滑るだけかなと思っています。
<意気込みをお願いします>
鍵山 本当に、ずっと目指してきた舞台でもあるので。もう本当に後悔のないように、本当にひたすら全力で、自分らしいパフォーマンスができるように頑張りたいと思っています。
坂本 この最高の地で最高のパフォーマンスができるようにして、自分が望んでいる結果になるように精いっぱい滑り切れたらなと思います。
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