侍ジャパン、大リーグ勢最多8人 パワー重視打線で4回目の世界一へ

2026/01/26 18:36 

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 3月の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、通算4回目の世界一に挑む野球日本代表「侍ジャパン」のメンバーが、最後の1枠を除いて出そろった。米大リーグ勢は、所属未定の菅野智之を含め過去最多の8人で、2009年大会の5人を上回った。井端弘和監督が「前回大会に比べて素晴らしい選手が出てくれる。どれだけ日本のレベルが上がったか試せるチャンス。そこでまた勝ちたい」と語ったように、パワーあふれる陣容となった。

 大黒柱は大谷翔平(ドジャース)だ。15人を選んだ投手登録ではあるが、実際に投球できるかは未定。ただ、打者としても「上位しか頭にない」と井端監督が明言しており、不可欠な存在だ。

 エース格として期待されるのは今回追加選出された山本由伸(ドジャース)だろう。昨季のワールドシリーズで3勝を挙げて、日本投手初の最優秀選手(MVP)に輝いた世界屈指の好投手。大会の開幕投手について井端監督は「ボールを見てから決める」と話したが、山本が有力候補であるのは間違いない。

 野手は捕手3人、内野手7人、外野手4人。捕手は若月健矢(オリックス)、坂本誠志郎(阪神)、中村悠平(ヤクルト)といずれも守備重視の選考。一方で内外野については、明らかに攻撃力を重視した布陣だ。村上宗隆(ホワイトソックス)や岡本和真(ブルージェイズ)ら4番候補が多く、牧秀悟(DeNA)と近藤健介(ソフトバンク)も打力が高い。

 片や、守備力に秀でていると言えるのは遊撃起用が予想される源田壮亮(西武)や、俊足も持ち味の周東佑京(ソフトバンク)ぐらいか。かつての日本は「スモールベースボール」がお家芸だったが、海外勢に対抗するため侍ジャパンもパワーを重視した打線構成になりそうだ。

 「優勝しかない」と腕ぶす井端監督は、現役時代は守備の名手の印象が強かった。大舞台でどのようなタクトを振るか注目だ。【岸本悠】

毎日新聞

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