ジャンプ打ち切り 小林陵侑「俺は飛びたかったです」 ミラノ五輪

2026/02/17 07:34 

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 ミラノ・コルティナ冬季オリンピック第11日の16日、ノルディックスキー・ジャンプの男子スーパー団体で小林陵侑選手(チームROY)と二階堂蓮選手(日本ビール)の日本は6位だった。

 二階堂選手の最終3回目のジャンプで全体2位に順位を上げ、小林選手の3回目を前に大雪の影響で競技が打ち切られ、2回目までの記録で順位が確定した。

 競技後の小林選手の主な談話は次の通り。

 ◇「蓮がいなかったら…」

 <打ち切りで順位が確定しました>

 ワールドカップでもなかなかないような流れでしたけど。ジャンプだなって感じですね。

 <最終3回目のジャンプを飛ぼうと待っている間はどのような気持ちでしたか>

 もう「俺ゲー」(自分次第)になったなって感じでしたけど。

 <飛びたかったですか>

 いや、もう常に飛ぶ態勢でしたし。あの気象の雲レーダー、見れば絶対に分かっていたのに。5分後にやむとか。

 悔しいですよ。俺は飛びたかったです。やっぱ、蓮がまたいい位置につけてくるんで。

 なんか「僕ゲー」(自分次第)みたいなシチュエーションになって、楽しみにしてたんですけど、中止だったので。

 その中止も3本目の飛んだところまでの換算で、銀メダルかって思っていたんで。

 (2本目までの記録で順位が決まり)なんか次にまた落とされたなって感じです。

 <二階堂選手の3回目は小林選手につないだ飛躍でした>

 ガッツポーズ、出てましたし。思いを受け止めてました。

 こういうシチュエーションね、と思って。雪降ってきてさらに、こういうシチュエーションね、と思って飛ぶ気満々になったんですけど。オーストリアが勝ったからいいんじゃないですか。

 <競技打ち切りはどのタイミングで知りましたか>

 リフトを降りるときに係の人に見せてもらって。なるほどねと。

 <すぐに受け入れられましたか>

 僕の力じゃどうすることもできないんで。決まったことはもう決まったことなので。

 <2回目までの自身のジャンプはどうでしたか>

 1本目はちょっとタイミング外した部分(があった)。

 2本目はちょっと微妙な。あんまり風のことは言いたくないですけど、あのエアポケットにそのまま自分で刺してったっていう、まあ難しい条件でしたけど。

 <小林選手のミラノ五輪での競技は全て終了しました>

 やっと終わりましたね。本当に長かった。長いのにこの試合数。疲れました。

 <悔しさもありますか>

 いやー、でも今シーズンそんなに勢いもなかったんで。

 ポーランドの子もそうですし、若いいい感じの子が表彰台に乗ってましたし。でも、まだまだ負けないぞっていう気持ちですね。

 <二階堂選手や個人女子ノーマルヒルで銅の丸山希選手ら日本勢の活躍もありました>

 日本チームとしてうれしいですね。

 もし蓮がいなかったらって考えると怖いですね、今回のオリンピックは。

 <二階堂選手の台頭に焦りはありますか>

 刺激にはなります。でもジャンプなんでね。年上が強いとかそういうの全然ないんで。

 もう、強いやつが強いんで、あんまりそういうのはないですけど。本当に刺激はもらってます。

 <今後につながる大会になりましたか>

 そうですね。次回オリンピックまでやっていて、いい感じだったらいいですね。

 気楽に臨めると思うし、楽しみですね。

 <改めて今大会、重圧は感じていましたか>

 もちろんやっぱりみんな期待してくれてたんで。

 <二階堂選手が台頭して肩の荷も軽くなりましたか>

 後は全部あいつがやってくれます。 

毎日新聞

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