「この時が来たんだな」 休部から復活し、19年ぶりの「日産対決」

2026/03/05 21:27 

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 社会人野球で、長期間の休部から復帰した「日産」のチーム同士が久しぶりに対戦した。

 世界的な金融危機によるリストラの一環として2009年シーズン限りで活動を休止し、日産自動車九州(福岡県苅田町)は24年に、日産自動車(神奈川県横須賀市)は25年から活動を再開した。両チームが5日、日産自動車九州のグラウンドでオープン戦を行い、引き分けた。

 チームの資料によると、両チームが対戦するのは19年ぶりで復帰後初の一戦となった。

 日産自動車がこの時期に鹿児島県などで合宿をしており、日産自動車九州が対戦を持ちかけて実現した。

 白地のユニホームを着た日産自動車九州と青地のユニホームの日産自動車の選手が試合前に整列すると、球場に駆けつけた従業員やファンから大きな拍手が送られた。

 試合は九回裏に2死から日産自動車九州が追いついて1-1で引き分け、互いの意地がぶつかった。

 日産自動車九州の資料をひもとくと、両チームが最後に対戦したのは、07年4月のJABA岡山大会決勝だった。その時は日産自動車が12―0で快勝し、「日産対決」を制して初優勝した。

 日産自動車の伊藤祐樹監督は「復活してお互いが対戦できるということは感慨深い。グラウンドにいるのが全員日産で、うれしい気持ちがありました」と語った。

 現役時代に日産自動車との対戦経験がある日産自動車九州の植山文彦監督は、「チームが活動を再開し、この時が来たんだなと思うとうれしかった。懐かしかったです」と振り返った。

 両チームは、復帰後に出場できていない都市対抗大会と日本選手権の2大大会出場を目指す。【林大樹】

毎日新聞

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