DH制「元年」の優勝争い、「4強」軸に センバツ高校野球大会展望
阪神甲子園球場で19日に開幕する第98回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が6日、大阪市内で開かれる。
指名打者(DH)制「元年」の今大会は、下級生時から甲子園を沸かせてきた選手が多く、ハイレベルな熱戦が期待される。
優勝争いは総合力が高い山梨学院、神戸国際大付(兵庫)の地区大会王者に、春夏の優勝経験がある横浜(神奈川)、大阪桐蔭を加えた4校が軸となりそうだ。
出場校最長の5年連続出場の山梨学院はスケールの大きな投打「二刀流」の菰田陽生(はるき、2年)、経験豊富な左腕・檜垣瑠輝斗(るきと、2年)を擁し、投手力は大会随一。菰田が軸の打線は昨夏から主力が大幅に入れ替わったが、昨秋の公式戦の1試合平均得点は7点を超え、3年ぶりの頂点を視野に入れる。
神戸国際大付は個々の能力が高く、出場チーム中最多の8本塁打を記録。4本塁打の4番・川中鉄平(2年)だけでなく、下位打線も長打力がある。甲子園を経験した選手はいないが、左腕・秋田依吹(2年)ら投手陣も豊富で、春夏通じて初優勝を目指す。
横浜は前回優勝の立役者、右腕・織田翔希(2年)の状態が注目される。関東大会では本領を発揮できずに8強で敗退したが、史上4校目の「春連覇」へ夢をつないだ。主将で一塁手の小野舜友(しゅんすけ、2年)ら前チームからの主力が残り、得点力も高い。織田が万全なら、2番手投手以降の整備も進んでおり、偉業達成も見えてくる。
大阪桐蔭は「二枚看板」が安定する。速球派右腕の吉岡貫介(2年)、大型1年生左腕の川本晴大(はると)がともに防御率0点台。チーム打率3割5分5厘は出場校で4番目に高い。昨年は6年ぶりに春夏とも出場を逃し、全選手が初の甲子園。覇権奪回へ春夏10回目の頂点を目指す。
「4強」を追うのは花巻東(岩手)、九州国際大付(福岡)、智弁学園(奈良)、沖縄尚学か。
東北王者の花巻東は出場校最長の4季連続出場。左腕・万谷堅心(まんや・けんしん、2年)や主将の4番・古城大翔(だいと、2年)ら経験豊富なメンバーの存在が頼もしい。
明治神宮大会を初制覇した九州国際大付は昨秋、1点差勝利が7試合と勝負強い。大型の1年生左腕・岩見輝晟(らいせ)はブレークを予感させる。
智弁学園は奪三振率12・84の速球派左腕・杉本真滉(まひろ、2年)の出来が鍵を握る。野手陣は秋は攻守に粗さがあったが、点の取り合いに強い。
神宮大会枠による1枠増で出場権を得た沖縄尚学。昨夏の初優勝に貢献した左腕・末吉良丞(りょうすけ、2年)、右腕・新垣有絃(ゆいと、2年)のダブルエースは本調子なら攻略は容易でない。攻撃面が課題だが、ロースコアの展開に持ち込めば勝機が膨らむ。
チーム打率1位の3割9分を誇る専大松戸(千葉)や3割5分4厘の帝京(東京)は強打者ぞろいで、勢いに乗れば面白い。初出場の帝京長岡(新潟)は積極的に仕掛け、横浜とともに1試合平均盗塁数が3を超える。
地方大会直後で猛暑の夏と比べ、春は絶対的エースの存在感が増す。中国大会を1人で投げ抜いた左腕・徳丸凜空(りく、2年)に安定感がある崇徳(広島)、1試合平均の与四死球が0・66と制球力が高い右腕・龍頭汰樹(たいき、2年)が大黒柱の神村学園(鹿児島)なども注目だ。
反発性能を抑えた新基準の「低反発バット」が導入されて3季目。初年度の前々回大会は「投高打低」が顕著だったが、前回大会は打率などの打撃成績が導入前とほぼ同水準に回復し、大会総得点は32校以上出場が定着した1983年以降で5番目に高かった。
前々回が3本(うちランニング本塁打1本)、前回は6本(同2本)だった本塁打も増加の気配がある。昨秋の明治神宮大会は9試合で計10本塁打が生まれ、前年の3本を大きく上回った。関東や東京など大幅に増えた地区大会もある。選手が「低反発」に対応してきた中で、打撃専門の選手を起用するDH制が春夏の甲子園大会で初採用される。投手が有利とされる選抜で、どんなスタイルのチームが上位に顔を出すのか興味深い。【長宗拓弥】
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