<1分で解説>センバツ高校野球で指名打者(DH)制が導入

2026/03/19 15:49 

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 高校野球の公式戦で指名打者(DH)制が導入され、19日に開幕した第98回選抜高校野球大会でも初めて採用されました。守備が苦手でも打撃が得意な選手が試合に出場できるようになるなど、多様な選手にチャンスが広がる一方で、苦手なことに挑戦する機会が減るのではという声もあります。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「高校野球のDH制導入」を解説します。

Q どうして高校野球でDH制を導入したの?

A 選手の出場機会の増加や投手の負担軽減が狙いです。肩や肘を痛めて守備ができないけれど、打つことはできる選手や、バッティングが得意な選手などが、DHとして出場できます。これまで試合に出られなかった選手にもチャンスが広がります。

Q 甲子園大会だけで使われるの?

A 甲子園大会だけでなく、地方大会でもDH制が導入されています。今春から東京六大学リーグや関西学生リーグなど、全国の大学野球でもDH制が使われるようになりました。

Q 逆にデメリットもあるの?

A 投打の分業が進むことで、「エースで4番」のようなスケールの大きな選手が育ちにくくなるという心配があります。また、苦手なことに挑戦する機会が減るかもしれません。

Q 監督たちはどう考えているの?

A 花巻東(岩手)の佐々木洋監督は「『バッティングしかない』という子にも生きる道が出てくる。生徒の個性を生かすことができるのは教育的な配慮から見ても素晴らしいことだと思う」と話しています。一方、八戸学院光星(青森)の仲井宗基監督は「高校野球において、打つだけの選手は作りたくない。野球選手としての可能性をつぶしてしまうかもしれない」と心配しています。

毎日新聞

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