元4番のサヨナラ打 大阪ガスが4大会ぶり優勝 JABA東北

2026/05/13 21:08 

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 ◇社会人野球第56回JABA東北大会決勝(13日・仙台市民)

 ◇○大阪ガス7―6JR東日本東北●

 劇的な勝利で欲しかった切符を手にした。東北福祉大時代に何度もプレーした球場で、サヨナラ打を放った大阪ガスの清水聖也は「やっぱり仙台好きやなあと思いました」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 同点の九回2死一、三塁。6番の清水は「怖い球もなかったし、感覚も悪くなかった」と自信を持って右打席へ向かった。初球の変化球をうまく拾ってライナーで左前へ運ぶと、ベンチから駆け出した仲間にもみくちゃにされた。

 結果以上に価値ある優勝となった。入社7年目の清水は昨季は4番に座るなど、打線の中心として活躍してきたが、今季は2年目の石橋昂樹にその座を譲っている。石橋は決勝で2ランを含む3安打。加えて、大会を通じてルーキーたちが投打に存在感を示す中で、意地を示したかった。

 「6番で満足するつもりはないが、打線は良い感じで回っている。チームにとっては僕が4番を打たなくても、若い子が打てるのは良いこと」

 自身の立場を受け入れた清水は千載一遇のチャンスを仕留めた。優勝した2023年以来の日本選手権。「実りの秋」へ弾みを付けた。【長宗拓弥】

毎日新聞

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