<青赤のピッチサイドから>MatchPHOTO J1浦和戦 長友追う俵積田の再出発

2026/05/16 21:33 

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 <5月16日 J1百年構想リーグ 浦和レッズ 0―0(PK9―10) FC東京>

 ピッチサイドで試合を見守るFC東京のクラブスタッフが叫んだ。「タワラ行け‼」。サポーターもチームメートも同じ気持ちだった。

 ドリブル一つで試合を決めるFC東京の俵積田晃太選手が帰ってきた。

 昨年11月、太ももの肉離れで戦線離脱。シーズン前のキャンプ後に復帰する計画もあったが、他の箇所のケガも重なり、浦和戦が半年ぶりの公式戦となった。

 「ピッチに入る時、監督から『楽しんで来い』と言われたのでどんどん積極的に行こうと考えていた」

 その言葉通り、後半25分に遠藤渓太選手と交代すると最初のプレーでドリブルを仕掛け、コーナーキックを獲得。その後も得点こそ生まれなかったが、持ち味のドリブルや積極的なシュートを放った。

 百年構想リーグの特別ルールのPK戦では初めてキッカーを務めた。浦和のGK西川周作選手の逆を取り、冷静にゴール右へ。

 「(PKは)緊張しすぎて息切れしている状態だったんですが、決められて良かった」

 昨年は初めて日本代表にも選出された。しかし、負傷もあってワールドカップ(W杯)のメンバー入りには届かなかった。

 「日本代表は小さいころからの夢。今の代表はウインガーが必要とされているので、その舞台に立てるように頑張っていきたい」

 ケガで戦列を離れている間に自分の体と向き合ったという。トレーニングだけでなく、食事、生活習慣など全てを見直したという。

 FC東京には、自分の体を徹底的に管理する日本代表の長友佑都選手がいる。

 「(5大会連続W杯メンバー入りは)すごいの一言。自分も負けていられない。長友さんに認められるように頑張りたい」

 また、俵積田選手のワクワクするドリブルが見られることが楽しみでならない。【藤井達也】

毎日新聞

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