<football life>日本と対戦 チュニジア新監督は元清掃員の「イケオジ」 W杯
「ジャイアントキリング」を成し遂げて注目を集めただけにとどまらず、白いシャツ姿で「イケオジ」としても話題になった指揮官が再び祭典でタクトを振る。
サッカー・ワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会で日本が20日(日本時間21日)に1次リーグF組の第2戦で対戦するチュニジアは16日にサブリ・ラムシ監督が電撃解任された。
初戦のスウェーデン戦で1―5の大敗を喫し、大会前の強化試合も完敗するなど不振が続いていた。
白羽の矢が立ったのが同じフランス出身で前回大会はサウジアラビアを率いた57歳のエルベ・ルナール氏だった。
ルナール氏といえば、真っ白なワイシャツがトレードマーク。タッチラインのギリギリに立って大きく激しいジェスチャーを織り交ぜながら情熱的に選手たちに指示を送る。
前回大会は1次リーグ初戦で後に優勝を果たすこととなるアルゼンチンに逆転勝利した。「史上最大の番狂わせ」とも言われ、サウジアラビア国内は熱狂。翌日が祝日になるほどだった。
海外メディアによると、ルナール氏は30歳まで続けた現役時代では全くの無名だった。生計を立てるため8年間、清掃員として働きながら指導者などをしていた時期もあった。
アフリカのザンビアとコートジボワールの代表チームで指揮を執り、両国でアフリカ選手権を制して一躍注目を浴びた。当時から試合のピッチサイドでは白いワイシャツを着ており、その験を今でも担いでいるとされる。
2018年のW杯ロシア大会はモロッコ代表で指揮を執り、今大会で3大会連続となる。
前回大会は個々の高い個人技を生かしながら統率力のあるチームを作り上げ、世界を驚かせた。
サウジアラビア時代には日本との対戦経験もあるだけに、どのようにしてチームを立て直すのか。その手腕に注目が集まっている。【村上正】
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