内閣支持率下落も、自民はほぼ横ばい 5月の政党支持率
毎日新聞が5月に実施した全国世論調査によると、自民党の支持率は前月比1ポイント増の28%とほぼ横ばいだった。自民以外の政党は全て5%以下と「団子状態」が続いている。
◇内閣支持率に左右されず
自民が大敗した2024年10月の衆院選後、自民の支持率は低下。25年2月には20%を割り込み、10%台が続いたが、高市早苗内閣が発足した昨年10月に前月比7ポイント増の26%まで上昇した。それ以降は25~29%で推移している。
これに対し、高市早苗内閣の支持率は発足時、自民支持率を大きく上回る65%だった。5月も支持率(50%)が不支持率(33%)を上回る高水準を維持しているが、3月以降3カ月連続で下落している。
自民支持率については、高市首相人気を受けて回復したが、発足当時の内閣支持率との乖離(かいり)は大きく「首相人気を生かしきれていない」と指摘されていた。しかし、高市内閣の支持率が下落傾向に転じても横ばい傾向が続いており、内閣支持率に左右されにくくなっていることがわかる。
自民支持層の内閣支持率は88%、日本維新の会支持層では71%と高水準を維持している。一方、無党派層で不支持率(37%)が支持率(35%)を逆転するなど、与党支持層以外で高市内閣の「支持離れ」が起きているようだ。
維新の支持率は前月比2ポイント減の3%。政権入りした25年10月に前月比4ポイント増の8%まで上昇。その後は4~6%で推移していたが、5月は政権入り後、最も低くなった。
◇団子状態続く
野党で最も支持率が高かったのは、国民民主党の5%。チームみらい、中道改革連合が4%で並び、立憲民主党(参院議員のみ)、参政党もともに3%だった。中道、立憲は前月比1ポイント減で、国民、みらい、参政は前月と変わっていない。国民、みらい、中道、立憲、維新、参政の6党が3~5%に集まっている。
公明党(参院議員のみ)は、衆院の立憲と公明で中道を結成した1月以降、5カ月連続で1%が続いている。その他の党は、共産党2%(前月3%)▽日本保守党2%(同2%)▽れいわ新選組1%(同1%)▽社民党0%(同0%)。「支持政党はない」と答えた無党派層は43%(同39%)だった。【野原大輔】
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