ソフトバンク・海野が突破口開く先制打 四回に一挙4得点
◇ソフトバンク―西武(30日・東京)
突破口を開く力強い先制打だった。ソフトバンクの8番・捕手、海野隆司が先制の適時二塁打を放ち、チームを勢いづけた。
両チーム無得点で迎えた四回だった。150キロ超の速球とスライダーなどを駆使する西武先発の平良海馬から、牧原大成、柳田悠岐の安打などで1死満塁とし、海野が右打席に入った。
初球は157キロ。2球目は158キロ。球場がどよめくほどの球速でギアを上げた平良に対し、海野は真っすぐにとらわれることはなかった。
3球目。低めに投じられた130キロ台前半の変化球にくらいついた。打球は左中間フェンスに直撃し、走者2人が生還。「チャンスを絶対に生かすという気持ちだけだった」と海野は拳を握ると、後続もつながり、この回一挙4点を挙げた。
名実ともに球界を代表する選手がそろうチームの中で、昨季は105試合に出場して日本一に貢献した。今季は5月にDeNAの正捕手だった山本祐大がトレードで加入。一時は出場機会が減ったものの、山本がけがで離脱し、再び存在感を増してきた。先制打の後すぐに表情を引き締めた姿から、リードとバットでチームを日本シリーズ2連覇に導く決意をにじませた。【黒詰拓也】
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