憧れの「KOSHIEN」 インドネシア球児が始球式 夏の甲子園

2026/08/06 15:38 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 真っ赤なユニホームの胸元には「ASIA KOSHIEN」の文字。5日にあった夏の甲子園の開幕試合で、インドネシアから参加した投手のトゥク・ムハンマド・エミール・ラヤさん(18)と捕手のサムエル・クルニアワンさん(17)が始球式に臨んだ。

 アジアに高校野球文化を広めようと2024年にインドネシアで始まった「アジア甲子園」の第2回大会で優勝したバッテリー。大会にはシンガポールとマレーシアからもチームが出場し、じわりと認知度を上げているという。

 2人が投球を終えると、大観衆から拍手が起きた。ワンバウンドした球に苦笑いしていたトゥクさんは「100点満点中60点」と厳しめの自己評価。もっとうまくなりたいと練習に励むことを誓っていた。

 甲子園に出場できる高校球児は一握りだ。それでもそこを目指して白球を追いかける過程が得がたい経験になる。「目標とする場所があるから、がんばれる」というサムエルさんの言葉に、KOSHIENがアジアで根付くことを期待した。【武内彩】

毎日新聞

スポーツ

スポーツ一覧>

写真ニュース