<QAで解説>来年4月から2年間、食品消費減税へ その後は?

2026/08/06 13:19 

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 政府が飲食料品の消費税率を現行の8%(軽減税率)から1%に引き下げる基本方針を閣議決定しました。2027年4月から2年間限定の措置で、27年6月以降は残る1%分の税収相当額を中低所得者向けに現金給付を行い、消費税率を「実質ゼロ」にします。Q&A形式で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「飲食料品の消費減税を閣議決定」を解説します。

Q 消費税が減税されたことってこれまでにあるの?

A いいえ。1989年に消費税が導入されてから、減税されるのは今回が初めてです。

Q 財源はどうするのかな。

A 年約5兆円の減収になりますが、政府は代わりの財源を示していません。

Q これまでどんな議論がされてきたんだっけ?

A 高市早苗首相(自民党総裁)が2月の衆院選で消費減税を公約に掲げました。選挙では自民が圧勝し、その後、超党派の「社会保障国民会議」で意見をとりまとめるよう求めたのですが、政府・与党の姿勢は結論ありきで野党が反発して頓挫しました。

Q その後、どうなったの?

A 高市首相は消費税率を実質ゼロにする方針を表明し、自民に党内手続きを進めるよう指示しました。ベテラン議員らからの反対もありましたが、党の総務会で5日に了承されました。

Q 2年後はどうなるのかな。

A 基本方針では、働く中低所得者を対象に29年度から、所得に連動した新たな給付制度を導入することを定めています。政府は消費減税について、新たな給付制度が本格的に導入されるまでの「つなぎ」措置としています。

毎日新聞

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