「越境」入学者も 健大高崎を支える15人のマネジャー 甲子園

2026/08/07 15:44 

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 第108回全国高校野球選手権大会に出場している健大高崎(群馬)には、チームを支えるマネジャーが15人いる。甲子園で活躍するナインの裏で、協力してチームのために汗をかいている。

 内訳は1年生8人、2年生2人、3年生5人。マネジャーは練習試合の記録を付けたり、自チームの試合のデータを分析したりと業務は多岐にわたる。

 他校と比べても大所帯だが、基本的には気づいた人が臨機応変に仕事をやっているという。その中でもユニホームを洗濯する担当や投球時のボールの回転数や軸などを測定できる「ラプソード」などの機械を管理する担当がいる。

 入部したきっかけは、それぞれだ。石北七彩さん(3年)はいとこが野球をやっていて野球が身近な存在だった。入学直前の2024年の選抜大会で健大高崎が優勝したことから入部を決意。「人数が多いことで一つ一つの仕事を丁寧にできる」と大人数での利点を話す。

 甲子園の常連となった健大高崎に憧れて「越境」して入部をしたマネジャーもいる。東京都練馬区出身の奈良唯加さん(2年)は小、中学校で選手として野球に打ち込んでいたが、幼い頃から甲子園をテレビで見ていて、そこに映るマネジャーに憧れた。

 選手をやめることに迷いもあったが、自らのチームが甲子園に出ること、マネジャーになる夢を優先し、マネジャーを目指すことを決意。都内の強豪校を中心に探したが、実家から通うには距離が遠い高校ばかりだったことから視野を全国に広げた。最終的には石北さんと同じく24年の選抜で優勝した健大高崎を見たことなどから入部を希望するようになったという。「選手に感謝を伝えられるときや、勝ってみんなが喜ぶ姿を見たときはこのチームでやっていて良かったと思う」と話す。

 マネジャーをまとめる小保方花南さん(3年)は「一人一人の考え方が違うので、間違っているところを指摘し合う関係を築くのは大変だった。でも、人数が多い分視野が広がる」と語る。マネジャーとしての最後の夏を迎えたが「日本一長い夏になるように支えていきたい」と意気込む。【塚本紘平】

毎日新聞

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