「がんばろう!熊本」ステッカー 都市対抗から被災地へエール

2026/08/31 12:00 

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 第97回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)で九州地区第1代表の沖縄電力(沖縄県浦添市)と第2代表のHonda熊本(熊本県大津町)は応援ステッカー「がんばろう!熊本」をヘルメットに張って試合に出場する。「九州勢で一致団結して苦難を乗り越えよう」との思いを込めて。

 ステッカーは、日本野球連盟(JABA)九州地区連盟が、7月末に発生した熊本地震を受けて作製した。大きさは縦4センチ、横12センチ。熊本県のシンボル熊本城を背景に「がんばろう!熊本」の文字がデザインされている。

 ステッカー作製を提案したのは沖縄電力の城間晃マネジャーだ。「同志として何かできないか」とチームで話し合い、1995年の阪神大震災の際にプロ野球オリックスがユニホームの袖に「がんばろうKOBE」のワッペンを付けて戦ったことなどを参考にしたという。

 デザインしたのは西部ガス(福岡市)の直江将也マネジャー=熊本県上天草市出身=だ。「10年前の熊本地震で被災し、再建した熊本城は今回崩れなかった。熊本城を見ればみんな頑張れると思った」と振り返った。ステッカーはJABAのブランドロゴにならい、赤と黄土色の色味にしたという。九州地区連盟に所属する全35チームの他、都市対抗野球大会へ出場するHonda(東京都)やHonda鈴鹿(三重県鈴鹿市)にも配布した。

 熊本地震ではHonda熊本の拠点グラウンドに被害はなかったが、実家が被害を受けて2、3日車中泊をしたスタッフもいたという。渡辺正健監督は「試合で勝利すること以外に、プレーを通じて熊本に元気を届けるという別の目標もできた。熊本、九州を盛り上げていきたい」と意気込んだ。

 Honda熊本は31日の第2試合(午後2時開始予定)で鷺宮製作所(東京都)と、沖縄電力は31日の第3試合(午後6時開始予定)でエイジェック(栃木県小山市)と対戦する。【諸隈美紗稀】

毎日新聞

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