日本一おいしい球団へ 新潟アルビBC、球場グルメでもアピール

2025/03/12 11:15 

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 プロ野球2軍イースタン・リーグのオイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ(BC)は11日、今季のホーム戦で販売する「スタジアムグルメ」の新商品を発表した。県産和牛などの食材をふんだんに使った特別なメニューを用意し、“おいしさ”でも野球ファンにアピールする。

 ハードオフエコスタジアム(新潟市中央区)で行われた発表会で、にいがた和牛ローストビーフ丼(税込み1600円)や県産三元豚の角煮揚げ(700円)、南蛮えびのから揚げ(700円)など今季の新商品が披露された。

 新潟アルビBCは「日本一おいしい球団」を目標に掲げており、メインスポンサーである食品宅配大手の「オイシックス・ラ・大地」(東京)と共に商品開発を進めてきた。白石夏輝球団本部副本部長は「食の新潟のイメージを球場からも発信したい。食を軸に、楽しんでいただける球場体験を提供したい」と説明した。ローストビーフ丼を試食した球団アンバサダーで「新潟県住みます芸人」のチカコホンマさんは「一瞬でとろける」と驚いていた。

 今季は売り場も一塁側と三塁側の2店舗に拡張する。22~23日に同球場で行われるホーム開幕2連戦(北海道日本ハムファイターズ戦)では、「食の祭典」と題した催事を開催し、「イクラ丼」(2000円、両日とも30食限定)など北海道グルメも提供する。

 新潟アルビBCは2024年シーズンからファームリーグに参戦。初年度は41勝79敗6分けで8位に終わった。今季は勝率5割を目指すとともに、スタジアムグルメで集客の拡大も図る。

【神崎修一】

毎日新聞

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