日経平均株価、一時1600円超安 3万5000円台割り込む

2025/04/03 10:52 

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 3日午前の東京株式市場の日経平均株価は一時1600円超下落し、3万5000円台を割り込んだ。トランプ米政権が2日(日本時間3日未明)に発表した関税強化策で世界経済の先行き不透明感が強まり、売りが大きく膨らんだ。午前10時現在は前日終値比1143円68銭安の3万4582円19銭。3万5000円を下回るのは2024年8月上旬以来の水準。

 世界経済の停滞懸念から取引開始直後から売り注文が先行し、ほぼ全面安の展開となった。関税強化策では日本の関税率は24%となり、三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジストは「想定よりも強い内容だ」と述べた。その後は政府による今後の交渉への期待もあり、下げ幅は縮小した。

 外国為替市場の円相場は、円高・ドル安が進行し、一時147円台後半で取引された。関税強化により米国の景気減速懸念が強まったことで、日米の金利差が縮小するとの見方から、ドルを売って円を買う動きが広がった。【福富智、秋丸生帆】

毎日新聞

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