<1分で解説>大和ハウス、冬賞与廃止へ 芳井会長が語った狙いとは

2025/12/13 17:40 

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 大和ハウス工業の芳井敬一会長が、2026年度から冬の賞与をなくし、夏だけにまとめる方針を明らかにしました。どんな狙いがあるのでしょうか? 1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「大和ハウス工業の賞与と働き方の変化」を解説します。

Q 大和ハウス工業が冬の賞与をなくすって聞いたよ。どうして?

A 冬の賞与をなくして夏に一本化します。安心して意欲的に働ける環境整備を進める中で、業績に連動した賞与が年収に占める比重を減らす一方で、月給の比重を上げる方針です。

Q 社員の不利益にならないの?

A 芳井会長は「社員の不利益にならないようにしたい」と話しています。大和ハウス工業は今年4月、正社員の月給水準で23・5%のベースアップを実施しており、大卒の新入社員の初任給も月額25万円から35万円に引き上げています。

Q 賞与の一本化って他にどんな狙いがあるの?

A 管理職や人事部門などでの人事評価の負担を減らす狙いもあるそうです。

Q 他の企業でも同じような動きはあるの?

A ソニーグループなども賞与を一本化する制度を取り入れています。

毎日新聞

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