データ不正判明の浜岡原発「必要性変わらない」 中部電力社長
中部電力の林欣吾社長は2日の定例記者会見で、耐震設計の目安となる「基準地震動」のデータ不正が判明した浜岡原発(静岡県御前崎市)について、「原子力は非常に有効な手段。浜岡原発の重要性、必要性は何ら変わるものではない」と強調し、今後も再稼働を目指す姿勢を示した。一方、再稼働のスケジュールについては「言及する段階にはない。事実解明と解体的再構築により、初めてスタートラインにつける」と述べた。
問題を受け、原子力規制委員会は昨年12月、浜岡原発3、4号機の再稼働に向けた審査を停止。今年1月26日には名古屋市の中部電本店を立ち入り検査し、関連文書や記録の確認、社員らへの聞き取りなどを進めている。
林社長は「規制委の指示に真摯(しんし)に対応する。原子力事業の根幹を揺るがしかねない重大事案を発生させ、深くおわびする」と改めて謝罪した。【川瀬慎一朗】
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