マルハニチロが「Umios」に 本社移転、6年ぶりの社長交代へ

2026/03/02 18:27 

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 水産大手のマルハニチロは、1日付で社名を「Umios(ウミオス)」に変更した。海を起点に「食」を通じて人も地球も健康にする企業へ変革する狙いがあるとしている。同時に本社を東京都江東区から港区高輪の高輪ゲートウェイシティに移転した。

 同社は1880年創業のマルハと1906年創業のニチロが、2007年に経営統合して誕生。新社名のウミオスは、創業の原点である「umi(海)」と「one(ひとつ)」、社会課題を解決する「solutions(解決)」を組み合わせた。

 4月1日付で経営体制も変更し、池見賢社長が会長CEO(最高経営責任者)に、安田大助取締役専務執行役員が社長COO(最高執行責任者)に就く。社長交代は20年以来6年ぶりとなる。

 池見氏は2日に開いた記者会見で「地球温暖化の進行、天然水産資源の枯渇など社会課題の枚挙にいとまがない」と指摘。変化に強い組織づくりやスピード感のある経営が不可欠であり、「ウミオスへの社名変更は我々の変革への覚悟そのものだ」と強調した。新社長に就く安田氏は「次の100年も選ばれる企業を社員と共に創り上げていきたい」と抱負を述べた。【佐久間一輝】

毎日新聞

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