パキスタンやイラクで反米デモ 多数の死傷者 ハメネイ師殺害に抗議

2026/03/02 17:26 

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 イスラム教シーア派の大国イランで、最高指導者ハメネイ師が米軍とイスラエル軍の攻撃で死亡したことを受け、周辺国ではシーア派住民を中心に抗議デモが広がっている。一部は暴徒化し、死傷者も出ている。

 ロイター通信によると、パキスタン各地で1日、大規模な抗議デモが発生した。治安部隊との衝突などで少なくとも23人が死亡した。

 南部カラチでは、数百人が米国総領事館前に集まり、門を突破した一部の参加者が敷地内の窓ガラスを割った。治安部隊が発砲するなどし、10人が死亡、60人以上が負傷した。

 北部ギルギット・バルティスタンのスカルドゥでは群衆が国連事務所の建物に放火。一連の衝突で11人が死亡したという。

 一方、イランの西隣、イラクの首都バグダッドでは米国大使館付近に集結した親イラン派の抗議集会を解散させるため、当局が催涙ガスを発射した。

 インド北部のジャム・カシミール地方でも1日、抗議や追悼集会が開かれた。インドメディアによると、参加者は反米のスローガンを掲げて行進した。地元当局は警備強化のため、2日間の学校閉鎖を命じた。【ニューデリー松本紫帆】

毎日新聞

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