関西の主要百貨店の2月売上高、5店が前年割れ 中国人客減少の影響

2026/03/02 18:40 

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 関西の主要百貨店が2日発表した2月の売上高(速報値)は、前年同月比で9店中5店が減収だった。中国の春節(旧正月)に伴う大型連休期間(2月15~23日)に該当し、高市早苗首相の「台湾有事」を巡る発言に反発した中国政府は国民に日本への渡航自粛を繰り返し呼びかけており、中国人観光客が減少した影響を受けた。一方で、好調な国内や東南アジアなど他地域で中国によるマイナス幅を小さくした格好だ。

 高島屋大阪店(大阪市)は0・4%減、あべのハルカス近鉄本店(同)は4・4%減で、いずれも7カ月ぶりに前年を割り込んだ。近鉄百貨店は「中国からの航空機の減便や渡航自粛の影響がより鮮明に出た」としている。高島屋は「元々中国の割合が大きいため数字はマイナスとなったが、国内と東南アジアなど他地域は好調で、マイナス幅は小さく抑えられた」としている。

 大丸梅田店(同)は14・4%減。売り場の大型改装もあり、4カ月連続のマイナスとなった。大丸心斎橋店(同)は8・2%減、阪急うめだ本店(同)は4・2%減で、いずれも2カ月ぶりに前年を割り込んだ。【新宮達】

毎日新聞

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