ソニー生命、全顧客280万人調査へ 社員が金銭詐取の疑いで

2026/04/24 19:45 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ソニー生命保険は24日、社員が投資目的で顧客から金銭をだまし取った疑いが発覚したことを受け、営業社員や専属代理店の全顧客約280万人を対象に実態調査すると発表した。郵送やメールなどで社員との金銭トラブルがないか回答を求め、5月末に調査の進捗(しんちょく)状況を公表する。

 同社によると、これまでに金銭にまつわる不適切な行為があったという相談が顧客約30人から寄せられている。社員らが投資で増やすなどと偽って、複数の顧客から金銭を受け取っていた疑いがある。

 生命保険業界を巡っては、「フルコミッション(完全歩合)」型に近い報酬体系を採用しているプルデンシャル生命保険の社員らが顧客から巨額の金銭をだまし取っていたことが判明。ソニー生命も同様の報酬体系だった。

 ソニー生命は3月に元営業社員が顧客ら約100人から金銭を運用目的で預かり、私的流用していた事案を公表していた。第三者による調査は予定していないという。【横見知佳】

毎日新聞

経済

経済一覧>