3月消費者物価指数 前年比1.8%上昇、2カ月連続2%下回る

2026/04/24 18:30 

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 総務省が24日発表した3月の消費者物価指数は、変動が大きい生鮮食品を除く総合指数が112・1となり、前年同月比1・8%上昇した。2月末以降のイラン情勢緊迫化に伴う原油高の影響で、上昇率は2月(1・6%)より拡大したが、政府の電気・ガス代補助などの効果もあり、2カ月連続で2%を下回った。

 エネルギー価格は前年同月比5・7%下落した。このうちガソリンは5・4%下落。ガソリンの暫定税率廃止の影響で2月は14・9%下落したが、2月末以降の原油高に伴い、下落率は大きく縮小した。調査期間は3月11~13日で、政府が同19日に再開したガソリン補助金の影響は反映されておらず、2月と比べると11・2%上昇した。灯油は前年同月比で2月の3・5%下落から6・3%上昇に転じた。

 生鮮食品を除く食料は5・2%上昇したが、8カ月連続で上昇率は鈍化した。コメ類は6・8%上昇。チョコレートは原材料となるカカオ豆の高騰で24%上昇した。菓子類は8・1%、肉類は3・8%それぞれ上がった。

 2025年度平均の消費者物価指数(生鮮食品を除く)は111・7で、前年度比2・7%上昇した。上昇率が2%を超えるのは22年度から4年連続。コメ類の上昇率は過去最高となる48・9%だった。【高田奈実】

毎日新聞

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