GW前の石油の節約 経産相「規制的な手法は考えていない」

2026/04/24 12:33 

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 ホルムズ海峡の事実上の封鎖が続く中、赤沢亮正経済産業相は24日、国民に対するゴールデンウイーク前の石油の節約要請には慎重な姿勢を見せた。この日の閣議後の記者会見で「我が国全体として(原油や石油関連製品の)必要な量は確保されており、現時点で規制的な手法は考えていない」と述べた。

 ◇経済界からは検討求める声

 石油の節約を巡っては、経済界から検討を求める声が相次いでいるほか、各報道機関の世論調査でも「節約を呼びかけるべきだ」との意見が目立っている。

 赤沢氏は会見で「全体量が足りている状態で、規制的な手法に言及する必要はない」と強調した。

 新型コロナ禍では外出を控える要請が出され、人の流れがほとんどなくなったことに触れ「協力的に行動してくださる日本国民には、抑制的に我々はものを言うべきだ」と話した。

 その上で「間違っても(国民を不安にさせる)ホラーストーリーを語り、自分の健康を害してでも外出をやめようとか、そういうことまで望むべきではない」と、規制を求めることに否定的な見方を示した。

 赤沢氏は12日のNHKの番組で「(日本には)非常に真面目に政府の言うことを聞いてくださる国民性がある。『いまピンチなんだ』『危ないんだ』という方向のメッセージを本当に注意して出さなきゃいけない」と述べていた。【佐久間一輝】

毎日新聞

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