中小企業向け賃上げ税制に効果なし? 財務省が分析結果を提示
財務省は1日、企業の税負担を軽減する租税特別措置(租特)の一つで、賃上げを条件に法人税負担を軽減する中小企業向けの「賃上げ促進税制」について、政策効果がないとする分析結果を新たに提示した。租特の廃止や縮小は年5兆円とされる飲食料品の消費減税の財源候補とされており、政府・与党は年末の税制改正に向け、廃止の可否に関する議論を本格化させる考えだ。
1日にあった政府税制調査会(首相の諮問機関)の専門家会合で提示した。
賃上げ促進税制では、賃上げ率を1・5%にすれば法人税が減税され、賃上げ率を2・5%まで上げると減税幅が大きくなる。
だが、財務省が、賃上げ促進税制の適用を受けた企業の賃上げ率を分析したところ、大多数で既に2・5%を上回っていた。人手不足などを背景に中小企業の間で賃上げの流れが固まっており、わざわざ税制優遇する政策的な意味が薄れているとみられる。
会合に出席した専門家からも効果を疑問視する意見が相次いだ。大企業向けの賃上げ促進税制は、既に廃止が決まっている。
中小企業向けの賃上げ促進税制は2026年度末に期限を迎える。廃止すれば年3330億円の財源を捻出できる。
ただ、経済産業省は27年度の税制改正で、中小企業向け賃上げ促進税制の延長や拡充を要望している。【妹尾直道】
-
トランプ氏、FRBに利下げ要求 「貿易赤字国と取引停止」と警告
トランプ米大統領は4日、自身のSNSで、米連邦準備制度理事会(FRB)に「金利を引き下げろ」と要求した上で、実現しない場合は「米国が貿易赤字を抱える国々との貿…経済 2026年9月5日 毎日新聞
-
米軽油価格が過去最高値 背景にウクライナ情勢も 米政権に痛手
全米自動車協会(AAA)は4日、軽油の平均小売価格が1ガロン(約3・8リットル)当たり5・85ドル(約912円)となり、バイデン前政権下の過去最高値を更新した…経済 2026年9月5日 毎日新聞
-
40年度の歳出、現在の2倍に? 内閣府描く「積極財政」の未来
総額143兆円超となる過去最大の概算要求を4日に発表した高市早苗政権は、2027年度を「責任ある積極財政元年」と位置付け、経済成長を目指し歳出を拡大する考えを…経済 2026年9月4日 毎日新聞
-
2027年度予算、要求総額143兆656億円 4年連続過去最大
財務省は4日、2027年度一般会計予算の各省庁からの要求総額が143兆656億円だったと発表した。26年度の要求総額(122兆4454億円)を上回り、4年連続…経済 2026年9月4日 毎日新聞
-
JALと大韓航空、戦略的パートナーシップ締結 クレカなど協業へ
日本航空(JAL)と大韓航空は3日、戦略的パートナーシップを締結したと発表した。これまで共同運航(コードシェア)やマイレージで提携してきたが、さらにクレジット…経済 2026年9月3日 毎日新聞













